ねこの島の猫写真
Copyright(C)2010 SOTONEKO Nyat Work All Right Reserved
真鍋島1(岡山県)
瀬戸内海に浮かぶ数多の島のひとつが真鍋島。岡山県笠岡市笠岡諸島に属している。笠岡港から定期船に乗って40分程、途中3つの島を経て真鍋島の港に到着する。小さな船着き場に上陸するとさっそくと猫が歓迎してくれる。人なつこい表情で寄ってくるのだ。上陸と同時に旅の目的が現れ、すっかり舞い上がってしまった。急いでカメラをバックから取り出す。レンズを向ける。低い体制で寄ってみて、やっと気が付いた。猫たちは撮影の準備が整うまで、その場でのんびり待っていてくれた。
Copyright(C)2010 SOTONEKO Nyat Work All Right Reserved
真鍋島2(岡山県)
真鍋島の集落は風情のある町並みが残っている。港から一度、路地に足を踏み入れると奧へ奧へと気持ちが進む。車も入れない路地はさながら迷路のようなのだ。角を曲がった先では猫と不意打ち。こちらがおどろいている間に姿をくらましてしまった。気を取り直し、猫と絵になる景色とのツーショットを狙って再び路地を彷徨う。そのうち古い木造の建物にたどり着いた。映画「瀬戸内少年野球団」の撮影に使われた現役の中学校の校舎だ。
Copyright(C)2010 SOTONEKO Nyat Work All Right Reserved
真鍋島3(岡山県)
定期船の港の先に漁船専用の港がある。何艘も浮かんだ船のうち、比較的大きめの漁船の桟橋に猫たちが群がっている。漁が休みでなければ、魚のお裾分けをいただいける船なのだろう。今日は集まった猫たちの日向ぼっこの場として利用されている。猫たちは当初興味を持ってこちらに近づいてきたが、魚が無いと悟ったとたん、おのおのの居眠りの場へ戻っていった。
Copyright(C)2010 SOTONEKO Nyat Work All Right Reserved
真鍋島4(岡山県)
島には「本浦」ともう一つ1.5キロ程離れた所に「岩坪」の港がある。こちらは規模がやや小さくなるが、定期船の遅便が着く港として機能している。せっかく猫を求めて歩いてきたものの姿は無かった…。帰り支度をしたところで、やや薄汚れたキジ白猫にやっと遭遇できた。他に被写体はないこともありしつこく撮影していたら、猫はやおら動き出し、公園から海岸へ移動。その後をついていくと、猫が通った岩やテトラポットの間から次々と他の猫が姿を現した。まるで仲間を紹介するようだった。
Copyright(C)2010 SOTONEKO Nyat Work All Right Reserved